愚かな事・・・(602)
2009年 04月 25日
この度の山陰・山陽の旅は、気になっていたことがありました。それは広島が世界で初めて原子爆弾による被害を受けたことに対して、虚しく異邦人の心の中では好んで行きたくはないように思っていましたが、でも現実を見ておかないと後悔さえするような感情の蟠りがありました。
ここを訪れて、ただただ虚しく・・・。。戦後生まれの異邦人も必然的に涙が込み上げてきました。
世界遺産原爆ドーム。
訪れた方もいると思いますが、話を聞くと長くなりますので、ここでは説明をしたくありません。出来ることなら皆さん是非ここを訪れてみてください。
貞子の像。
世界の首脳がここを訪れ、いかに核兵器が愚かなものかを協議し、平和を誓ってもらいたいですね。
平和の灯。
ここでは、フランスから来たご夫婦がトラベルイヤホンガイドで聞きながら、奥さんは涙を流していました。異邦人もただ・・・・・。。絶句。
放射線や爆風による被害が、資料館には展示してあります。
強烈な熱線と爆風は、建物を破壊し焼き尽くし、未だに放射線を受けた人の被害は跡を絶たない。
長さ3m、重さ4t、約50kの原子爆弾。リトルボーイと呼ばれている。
原爆の投下を受けたヒロシマの荒涼としたその地には、半世紀草木も生えないと言われたそうですが、いち早く夾竹桃の花がが咲いたといいます。夾竹桃には猛毒がありますが、今はヒロシマも復興し緑多き都会になっています。
千羽鶴で世界にノー・モア・ヒロシマ。
異邦人のブログで、少しでも皆さんと手を繋ぎ、核兵器などを排除し、愚かなことを再び繰り返さないことを祈りたいと思います。
《ヒロシマや 世界平和の 星月夜》
〔ひろしまや せかいへいわの ほしずきよ〕
by ocarina-t
| 2009-04-25 18:33
| 旅