『点の記』・・・(604)
2009年 04月 27日
日本アルプスの中で、最も険しい山と言っても過言ではない山だと思います。標高2,990mの三千メートルに満たない北アルプスの剱岳は、山男達の憧れの山です。その剱岳が新田次郎の『点の記』により映画化されました。
新田次郎のこの本を読んで、異邦人も十数年前剱岳に登りました。
CG空撮なしの広大なるスケールで、中村トオル、浅野忠信、松田龍平、香川照之、宮崎あおい、役所広司等が演じます。明治39年空白地点を埋めるため、日本地図完成に命を懸けた男達のドラマです。
現代の整備された岩稜には鎖がありますが、下は絶壁。ガスがかかってきて神さんがフリーズしてしまいました。恐いよ~。
立山連峰の奥にあるので、通常2泊3日を要します。兎に角険しい岩場の連続で、厳しかった剱岳も妻と一緒に登頂出来ました。その後の気持ち良い風が心地よく、笑顔の我等を後方の剱岳も見送ってくれました。
悠久の大自然と情熱がドラマ化した、魂の記録6月20日から、いよいよ始まります。
《剱岳 三角点の 雲の峰》
〔つるぎだけ さんかくてんの くものみね〕
by ocarina-t
| 2009-04-27 19:10
| 趣味