なまこ壁・・・(671)
2009年 08月 11日
昨日まで異邦人が訪れていた伊豆地方に、今朝大地震が発生したので驚きました。特に目立った被害はないということで安心しました。先日の夕焼けやこの月夜は異様に綺麗でしたので、この災害の前触れだったのでしょうか考えてしまいます。
雲の間に大きく輝く見事な月。地震2日前の月でした。 〔クリックして見て下さい〕
そんな中で、この松崎町は『なまこ壁』の蔵などが沢山あって、災害に強い街並みを形成していました。
伊豆西海岸の紺碧の海となまこ壁の家々などの散策は、歴史と文化に触れることが出来ます。
片山恭一の小説『世界の中心で、愛をさけぶ』の舞台ともなった町。
山あり、川ありそして温泉や新鮮な海の幸なども豊富です。
青い空となまこ壁は良く似合います。
風格ある家並みはぶらり歩いていても和みます。
何処となく絵になる街並みです。
古き良き明治の街並みもあって、素朴な人情味が訪れる人にやすらぎを与えます。
ここ伊豆文邸は、松崎町で一番厚いなまこ壁の家だそうです。
伊豆文邸の総格子が美しいです。
伊豆文邸の蔵。
なまこ壁通りにあるこの壁は、陽に当ると白く輝いて美しいです。
《雲高く 秋の気配の なまこ壁》
〔くもたかく あきのけはいの なまこかべ〕
by ocarina-t
| 2009-08-11 18:06
| 生活環境