左甚五郎山門の竜・・・(98)
2007年 08月 14日
連日、猛暑が続く中、昨日、黄金色に染まった稲の、あきたこまちの収穫が始まったそうだ。例年より4日程早い収穫との事。そんな中、実家の迎え盆にお寺さんまで足を運んだ。驚いた事に、千の風にのってと横書きの墓標があったことだ。知人に聞くと2~3年前から・・・・・と・・察するところ、今、世間に知れ渡る前にこの歌の内容を心に刻んでいたんだろうな~と思いました。
また、以前からその寺の山門に何やら竜の彫り物があり、異邦人は、気になってはいたが、昨日、寺の門をくぐろうとした際、その竜の謂れが書いてあった。
左甚五郎が彫ったとされる竜
その謂れと言うのは、日光東照宮造営の為鬼怒川を舟で遡った名工左甚五郎は、夕暮れとなり常光寺三夜の宿を借りた。住持の心からの接待に感じて、三日三晩にして竜の彫刻を仕上げ、山門に掲げて旅立った。名工左甚五郎の彫った竜は正に魂を得て、夜な夜な常光寺沼に降り、その行き帰り田畑をのたうち回って荒らす姿を見た人々は、恐れおののき竜の目に五寸釘を打ち、更に銅板をかぶせて目をつぶした。その後、竜は山門を降りる事は無く、俗に、常光寺山門左甚五郎目つぶしの竜と言うそうです。
謂れを書いた立て札 目をつぶされた竜
《山門に 竜と鬼灯 霊迎》
〔さんもんに りゅうとほおずき たまむかえ〕
また、以前からその寺の山門に何やら竜の彫り物があり、異邦人は、気になってはいたが、昨日、寺の門をくぐろうとした際、その竜の謂れが書いてあった。
左甚五郎が彫ったとされる竜
その謂れと言うのは、日光東照宮造営の為鬼怒川を舟で遡った名工左甚五郎は、夕暮れとなり常光寺三夜の宿を借りた。住持の心からの接待に感じて、三日三晩にして竜の彫刻を仕上げ、山門に掲げて旅立った。名工左甚五郎の彫った竜は正に魂を得て、夜な夜な常光寺沼に降り、その行き帰り田畑をのたうち回って荒らす姿を見た人々は、恐れおののき竜の目に五寸釘を打ち、更に銅板をかぶせて目をつぶした。その後、竜は山門を降りる事は無く、俗に、常光寺山門左甚五郎目つぶしの竜と言うそうです。
謂れを書いた立て札 目をつぶされた竜
《山門に 竜と鬼灯 霊迎》
〔さんもんに りゅうとほおずき たまむかえ〕
by ocarina-t
| 2007-08-14 10:10
| 生活環境