イバラッキーのK市に在住する「オカリナと山とカメラ」が好きな異邦人の他愛ない日々のあれこれを綴ります♪


by ocarina-t
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おわら風の盆・・・(117)

  おわら風の盆を見て来ました。富山までバスで行き、富山駅からJR西日本高山線で4つ目の駅。西富山~速星~千里~越中八尾(現富山市八尾町:旧婦負郡八尾)で、駅舎とレトロな電車に乗り富山駅から約20分。そこは人・人・人で、もう、おわら風の盆一色でした。越中おわら節の哀切感に満ちた旋律に乗って、起伏の多い坂道筋で無言の踊りを披露する。その踊りは艶やかで優雅な女踊りではあるが、何処か悲しげな音色を奏でる胡弓の調べで来訪者を魅了する。おわら風の盆は、夏の終わりの哀愁を心に残し、三日三晩踊り明かすと言う夏の祭りでした。

踊りは優雅だが、切ない踊り。しかし妖艶を秘めた踊りでもある。
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越中八尾の町内会ごとに流し踊りをしていて、町流しは踊りながら町内を練り歩く。舞台踊りもあって、演舞場で競演会や各町ごとに設置した特設ステージも見られる。
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高橋治原作の小説「風の盆恋歌」でTVドラマ化され、石川さゆり同名のタイトル曲もある。
その「風の盆恋歌」に出てくる粋芙蓉だ。夜の張が落ちる頃、祭りは最高潮に達する。男踊りは稲を持ち上げるような力強い踊りと歌も添え、女踊りの三味線と胡弓の旋律が夏の夜風と、川の流れる音に混じって、あちこちの町内から聞こえて来る。
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何と風情のある祭りか。坂道の脇には行燈を翳し、日本の道100選にも選ばれている石畳の道を練り歩く。踊り手は25歳以下で、25歳を越えると胡弓や三味線、太鼓の裏方に回るで、踊る人はみんな若く、宵越しの踊りにも熱気が伝わる。
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暗闇の中、行燈の明かりに照らされ、哀愁を帯びた旋律に載せて踊り明かす姿は、観光客の心を掴んで離さない。
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       《川の音に 行燈翳し 風の盆》
          〔かわのねに あんどんかざし かぜのぼん〕
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by ocarina-t | 2007-09-02 15:39 |