関東のレマン湖・・・(129)
2007年 09月 14日
関東のレマン湖・・・・なに …??? と言われるように、渡良瀬遊水地は「生きている自然の博物館」ですね。
ハート形をした遊水地は、面積3300Haの広大なヨシ原に代表される湿地環境は「多様な生物を育む遊水地」でもある。
この遊水地の中には、廃村となった谷中村の跡もあるよ。
谷中村は、栃木県の最南部に位置し、渡良瀬川、巴波川、思川に囲まれた洪水常態地帯であるが、反面、肥沃な土壌を洪水が運んでくる為、農地は全く肥料を必要としない程の沃田だったそうです。しかし、1877年(明治10年)頃から、渡良瀬川上流に、足尾銅山からの鉱毒が流出し、農作物の立ち枯れや、魚の斃死等被害は想像を絶し、田中正造は天皇へ直訴もしたが、政府は原因は洪水にありと判断し、1906年(明治39年)谷中村は藤岡町に合併させられ法律的には抹殺され、事実上廃村となった。・・・・・・・・・・・右下の写真は谷中村役場跡
谷中村役場跡には何やら大きな卵のような物体が・・・・・大発見か …???
山鳩も誰も脅かしたりしない為、人の恐ろしさを知らないのか逃げない。
この卵異邦人の靴と比べて見て下さい。大きいでしょう。何だか分かりません。こんなのが5個もありました。多分キノコの一種かと思いましたが、きもいので触らず帰って来ました。
しかし何処までも続くこの湿地帯は、生物が自由に生き、人間までもが癒される。果てしなく遠いところに来た様で、一人では怖いような気もする。夕方などは迷子になってしまう様な広さなのだ。
《谷中湖に 廃村沈む 野路の秋》
〔やなかこに はいそんしずむ のじのあき〕
ハート形をした遊水地は、面積3300Haの広大なヨシ原に代表される湿地環境は「多様な生物を育む遊水地」でもある。
この遊水地の中には、廃村となった谷中村の跡もあるよ。
谷中村は、栃木県の最南部に位置し、渡良瀬川、巴波川、思川に囲まれた洪水常態地帯であるが、反面、肥沃な土壌を洪水が運んでくる為、農地は全く肥料を必要としない程の沃田だったそうです。しかし、1877年(明治10年)頃から、渡良瀬川上流に、足尾銅山からの鉱毒が流出し、農作物の立ち枯れや、魚の斃死等被害は想像を絶し、田中正造は天皇へ直訴もしたが、政府は原因は洪水にありと判断し、1906年(明治39年)谷中村は藤岡町に合併させられ法律的には抹殺され、事実上廃村となった。・・・・・・・・・・・右下の写真は谷中村役場跡
谷中村役場跡には何やら大きな卵のような物体が・・・・・大発見か …???
山鳩も誰も脅かしたりしない為、人の恐ろしさを知らないのか逃げない。
この卵異邦人の靴と比べて見て下さい。大きいでしょう。何だか分かりません。こんなのが5個もありました。多分キノコの一種かと思いましたが、きもいので触らず帰って来ました。
《谷中湖に 廃村沈む 野路の秋》
〔やなかこに はいそんしずむ のじのあき〕
by ocarina-t
| 2007-09-14 17:59
| 自然