世界遺産・・・(134)
2007年 09月 19日
日本には、現在13地域で54箇所の世界遺産があります。以前、異邦人が尋ねた近畿地方にあるその世界遺産を、今日は採り上げてみました。
熊野本宮大社 : 創祀は大きな櫟の木に、三体の月が降りて来たのを村主は不思議に思い「天高くにあるはずの月がどうしてこの様な低いところに降りてこられたのですか」と尋ねると、真ん中の月が「我は澄誠大権現であり、両側の月は熊野夫須美大神と速玉之男大神だ。社殿を創って齋き祀れ」と神勅がくだされ、社殿が造営されたのが始まりとする降臨神話があります。
この大社では、三本足の烏が鎮守とされ、中国では古くより太陽は三本足の烏が棲むと信じられ「日は烏」又月は兎が餅をついているとして「月と兎」から烏兎勿々と申すは、月日の経つのが早い意味に例えられているそうです。
那智大社(青岸渡寺)と大瀧
大瀧 : 国指定の名称であり、御瀧水は日本名水百選。その麗しき御瀧水の水の音は、”音のある風景百選”にも選ばれています。
《白月や 瀧の飛沫に 雲隠れ》
〔つきしろや たきのしぶきに くもがくれ〕
熊野本宮大社 : 創祀は大きな櫟の木に、三体の月が降りて来たのを村主は不思議に思い「天高くにあるはずの月がどうしてこの様な低いところに降りてこられたのですか」と尋ねると、真ん中の月が「我は澄誠大権現であり、両側の月は熊野夫須美大神と速玉之男大神だ。社殿を創って齋き祀れ」と神勅がくだされ、社殿が造営されたのが始まりとする降臨神話があります。
この大社では、三本足の烏が鎮守とされ、中国では古くより太陽は三本足の烏が棲むと信じられ「日は烏」又月は兎が餅をついているとして「月と兎」から烏兎勿々と申すは、月日の経つのが早い意味に例えられているそうです。
那智大社(青岸渡寺)と大瀧
大瀧 : 国指定の名称であり、御瀧水は日本名水百選。その麗しき御瀧水の水の音は、”音のある風景百選”にも選ばれています。
《白月や 瀧の飛沫に 雲隠れ》
〔つきしろや たきのしぶきに くもがくれ〕
by ocarina-t
| 2007-09-19 09:33
| 旅