イバラッキーのK市に在住する「オカリナと山とカメラ」が好きな異邦人の他愛ない日々のあれこれを綴ります♪


by ocarina-t
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稜線/風と雲⑨・・・(241)

  〔槍ヶ岳=北アルプス〕



  「憧れの山=北アルプス槍ヶ岳」は、以前(稜線/風と雲②と③Ⅰ~Ⅱ)で、昨年11月11日と12日にかけて夏山の槍ヶ岳を掲載しましたが、今回は雪の多い槍ヶ岳を掲載します。


山は何と言っても自己責任で行動を取らなければならない。安易な気持ちで山は登れない。行く前には体力気力は勿論、天候なども考慮して山行きの計画を立てなければならないです。


いつもは異邦人の誕生日の八月に山行きを考えるのですが、このときは残雪のある6月下旬となった。勿論アイゼンやスパッツなどを装備してのソロの山行きとなったが、梅雨の合い間上高地から横尾を通って槍沢を経て槍ヶ岳へのルートだ。


c0122445_1342165.jpg樹林の中を梓川が流れ、ほど良く歩くと一の俣谷から二の俣谷のつり橋を渡り槍沢ロッジに到着する。

川は雪解けの水が豊富に流れ手を切るような冷たさだ。

やがてババ平に出て旧槍沢小屋があった所だが、雪崩で潰され現在は石積みの壁だけが残っている。

もう既に6時間半は歩いている。ザックが肩に食い込むように重く感じてきた。あと三時間で槍ヶ岳山荘に着く。気を振り絞って行くとU字谷独特の垂直の壁が迫ってくる。











c0122445_1322182.jpg雪の中を一歩一歩冷たい空気を吸って登るのは格別だ。食い込むアイゼンで急登な高度をアルバイトする。

下からきゃぁ~あぁ~と聞こえた。振り返ると200メートル下で女性らしき登山者の一人が雪渓を落ちて行く。

グリセードで雪の斜面を助けようと構えたら、岩に当り助かったらしい。大丈夫か~っと声をかけると仲間の一人が手を振って合図する。良かった~助かった。

頂上はもう目と鼻の先だ。もう上高地を6時に出てから既に8時間半は歩いている。午後3時には槍ヶ岳山荘へ着く。あと30分だ。下を見ると先程の女性登山者3名が登ってくる。大事に至らず良かった思う。
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山小屋では、先ほどの女性パーティー3名(韓国の女子大生)と一緒になり、左足を少し打撲した程度らしく、怪我は無ないと片言の日本語で話す。夕食には韓国本場のキムチなどを戴きました。

帰りには上高地バスターミナルでまた彼女達と逢い、山の友として親睦を深めました。
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     《梅天の 山の彼方の 雪深さ》
        〔ばいてんの やまのかなたの ゆきふかさ〕
    
 
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by ocarina-t | 2008-01-12 15:12 | 山行