日本列島旅日記⑮・・・(376)
2008年 06月 08日
〔日本の名城=姫路〕
世界の城でも日本の城でも同じ様ですが、名城は戦乱の中から生まれました。武将達の栄華の夢の跡となり、今日ではこの姫路城も我が国の宝から、ユネスコ世界遺産(文化遺産)として世界の宝となって残っています。
日本の名城と云われる城は幾つもありますが、中でもこの姫路城は何処から見ても美しく『天下の名城』と云われている。日本の先人達の技術の粋を表しています。
築城されてから一度も外敵と戦闘を行った事がないため、『不戦の城』とも呼ばれているそうです。
姫路城天守は、連立天守で大天守と三基の小天守を渡り櫓で連絡してある。青空に映える白亜の天守は天下人の人知をかたむけた城は今に伝えていました。この南西方面(西の丸)からの眺めが最も美しいとされている。
現代社会の林立する超高層ビルは、社会のシンボルの様であるように、城もまた石垣や大手門から城郭など、当時の最先端の技術を駆使して造り上げた金字塔であり、一朝一夕に出来上がったことではない事も解ります。
大天守は、15mの石垣の上に35mの五層の天守閣ですが、穴蔵もあるので地上六階の建造物です。
《羽ばたくや 日女路の丘に 咲く鷺草》
〔はばたくや ひめじのおかに さくさぎそう〕
by ocarina-t
| 2008-06-08 09:39
| 旅