雪国・・・(534)
2009年 01月 26日
いかにも凍りつくような川沿いには、数十軒の温泉宿が寄り添って軒を連ねています。鄙びた雪道の奥は、尾瀬ヶ原へと続きます。どんよりと曇ったこの日の初日は、スキーの足慣らしで軽く滑った後、その地方ならではの町並みを散策してみました。
ここ片品村は、尾瀬岩鞍のスキー場があるので異邦人の仲間(117会=イイナかい)が、数年来ている所です。昨年もそうでしたが、今年も雪は少なく暖かい日がここ近年多くなったようです。それでも数年置きにドカ雪があるらしいです。
周囲を囲む山々の狭間で、豊かな自然のある人々の暮らしは、決して楽ではなく厳しいものがありますが、それだけに山の恵みや温泉、待ち遠しい春の風を感じ取れる事の喜びや楽しみも人一倍多いようです。家屋造りも雪国ならではの建物ですね。
山菜料理や幻の魚とまで言われる岩魚の薄塩焼き、鹿肉なども出されました。
何と言っても食後の温泉風呂。湯量豊富な掛け流しの温泉は楽しみの一つです。窓際まで雪が積もり雪を見ながらの湯浴みは極楽~極楽です。
窓の外は、普段味わうことの出来ない静寂の銀世界があり、ここ雪国で117会は、数日を過ごし友好を深めました。
《酔いしれて 温泉宿の 雪見酒》
〔よいしれて おんせんやどの ゆきみざけ〕
by ocarina-t
| 2009-01-26 21:42
| 旅