秋の夜長に・・・(703)
2009年 09月 18日
異邦人の本箱から古い譚子本を見つけました。それは、学生時代に読んだ太宰治の小説です。太宰治は今年で生誕100年と聞いて、このシルバーウィークには再び、読書してみようと思っています。
太宰治文学は没後60年と言うのに、新たな読者が生まれ未だ太宰治文学のファンが多いようです。
~ 撰ばれてあることの
恍惚と不安と二つ われにあり ~
『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ』 『パンドラの匣』 『人間失格』 など太宰治の代表作が映画化され、これらの三作品が公開決定となりました。
ン十年前の本なので、色あせて表紙も変色していました。
《虫の音に 往時を偲ぶ 読書かな》
〔むしのねに おうじをしのぶ どくしょかな〕
by ocarina-t
| 2009-09-18 20:00
| 娯楽