う・ち・わ・・・(449)
2008年 10月 01日
今年の夏、イベントや商店街などで頂いた団扇が沢山集まりました。もともと団扇は、涼をとったり、火を起こしたり、乾かしたり、冷やしたり、陽射しを避けたり、虫を払ったり、踊りや祭りで拍子をとったり、宣伝や小道具として使用したりいろいろと使い道があったのですね。江戸時代には、浮世絵を印刷して見て楽しんだりして、芸術や広告・宣伝にも利用したらしいです。
団扇とは、扇の中で扇子と団扇に分かれ、扇子は折りたためるが、折りたたむことが出来ないものを団扇と言うそうです。
扇子は公家や貴族を中心に使われたそうですが、団扇は、僧呂、文人、隠遁者等が使用していたそうです。
調べてみると、団扇の部分の名称は下の図の様になっています。
今や夏には街を歩いていても無料配布で、いろいろな広告の入った団扇を頂くことになって、今夏は23もの団扇が集まってしまいました。これって日本はECOに反しているのかな~。それともエアコンを下げて団扇でECOしてるのかなぁ~。
《夏去りて 貰い団扇を 眺めけり》
〔なつさりて もらいうちわを ながめけり〕
by ocarina-t
| 2008-10-01 21:02
| 生活環境